シンポジウムのご案内
「包装業界を取り巻く社会の状況と最新の技術動向」
昨今、包装業界を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、特に「環境問題」や「食品衛生」への関心は年々高まってきている。そしてそれに伴い、各国で包装容器に関する法令・規制の整備が進み、今後それらへの対応が求められてくる。今回のシンポジウムでは、「環境問題」や「食品衛生」に関する国内外の法令・規制の最新情報と最新の技術動向についてご講演いただき、今後の包装業界が取り組むべき課題について考えていく。
担当幹事:津田 直毅(吉野工業所)、平野 雄太(森永乳業)、小谷 直己 (TOPPAN)
主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 :(一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:2025年6月17日(火) 9:50〜16:20
会場:きゅりあん 6F 大会議室
交通のごあんない :
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。

参加費:
維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。
※参加費は全て税込価格です。
(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は1名につき10,000円の追加で参加できます。
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。
定 員:90名
振込先:
銀行名=みずほ銀行兜町支店
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899
※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。
申込先:
お問合せ先
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス: office@spstj.jp
プログラム:
9:50−10:50 | 「食品容器包装材のアジア諸国における法規制とCBAMの最新動向」 |
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SGSジャパン株式会社 眞鍋 昂 氏 / 川上 潤 氏 食品容器包装業界における国際的な法規制とリサイクル対応の変化について、アジア諸国の最新動向も交えつつ、業界が直面する課題と今後の展望を解説します。その中でも欧州連合(EU)炭素国境調整メカニズム(CBAM)に焦点をあて、本規制の適用拡大が食品容器包装の製造・輸出に及ぼす影響を概説します。 |
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11:00−12:00 | 「ポリスチレンのケミカルリサイクルの技術動向について」 |
東洋スチレン株式会社 齊藤 岳史 氏 ポリスチレン(PS)は5大汎用樹脂の一つに数えられ、食品包装容器、家電製品、建材などの幅広い用途で使用される素材である。昨今、SDGs に向けた取り組みの中で、廃プラスチックの有効利用は循環型社会の実現に向けて極めて重要であり、PS のリサイクルの状況、ケミカルリサイクルの技術動向と今後の方向性につき概説する。 |
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13:00−14:00 | 「ISCCPLUS認証プラスチックの持続可能な社会への貢献と課題」 |
株式会社プライムポリマー 沈 潔 氏 気候変動・プラスチック汚染への対応は、プラスチック業界全体を取り巻く喫緊の課題になっている。 近年、ISCCPLUS認証プラスチックは外資系ブランドオーナーの採用を皮切りに、日本でも注目を集めている。日本での採用実例を紹介しながら、持続可能な社会への貢献と課題について報告する。 |
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14:10−15:10 | 「持続可能な社会の実現に向けてパッケージにできること 〜脱炭素・資源循環を巡る市場動向とTOPPANの取り組み〜」 |
TOPPAN株式会社 澤 宇史 氏 世界で持続可能な社会の実現に向けた方針や政策が具体化する中、私たち包装に関わる企業にもこれまでと異なる視点での製品開発が求められつつあります。当講演では、脱炭素・資源循環を巡る市場動向やさまざまな事例を織り交ぜながら、持続可能な社会に向けたTOPPANの最新の取り組みをご紹介します。 |
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15:20−16:20 | 「国内の食品用器具・容器包装に関する法令の注意点及び最新動向」 |
一般財団法人化学評価研究機構 梶原 健世 氏 令和2年6月に合成樹脂製の器具及び容器包装について経過措置を含んで施行されたポジティブリスト制度が、本年6月1日には完全施行される。リストの改正や一部リサイクル材についての取り扱いも定められた。さらに新規物質の申請の新たな制度、規格基準の改正についても取り進められている。今回はこれらの概要を説明する。 |
◆注意・禁止事項
※その他、申込方法の詳細につきましたては、日本包装学会ホームページ(https://www.spstj.jp/)をご覧下さい。
※本シンポジウムの個人情報の取り扱いについては、日本包装学会が定める個人情報保護方針に沿って適切に管理いたします。当学会HP(https://www.spstj.jp/privacy.html)「個人情報の保護について」をご覧ください。ご登録頂いた個人情報は本イベントの運営管理、次回開催(シンポジウム、年次大会)のご案内に使用させていただきます。