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シンポジウムのご案内

「循環型社会の実現に向けて-環境に配慮した包装の最新動向-」

世界各国において循環型社会への取り組み・関心の高まりとともに、包装業界においても限られた資源を有効活用するための環境に配慮した包装への需要が益々高まり、新たなリサイクルの仕組みが求められてきております。最近では「薄膜化・軽量化」によるプラスチック使用量の削減、「紙、バイオマス、リサイクル素材」によるGHG排出量の削減、「モノマテリアル化」によるリサイクル性向上など“新たな包装設計”が求められております。本シンポジウムでは、これら環境に配慮した包装材料や包装設計における最新動向を分かりやすくご講演頂きます。

担当幹事:高木雅広(エクサーチ)、上田有孝(旭化成ホームプロダクツ) 、中西伸次(三菱ケミカル)

主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 :(一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:2025年2月14日(金)10:00〜16:20
会場:きゅりあん 6F 大会議室
東京都品川区東大井5-18-1(JR大井町駅前) TEL:03-5479-4100

交通のごあんない :

JR・東急・りんかい線 大井町駅下車
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。

参加費:

維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。
※参加費は全て税込価格です。

(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は1名につき10,000円の追加で参加できます
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。


定 員:90名


振込先:

銀行名=みずほ銀行兜町支店
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899

※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。


申込先:

申込締切2025年2月7日(金) 先着順にて締切
HP申込みの方は下ボタンをクリックして申し込みください。
お問合せ先
日本包装学会 「第92回シンポジウム」 係
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス: office@spstj.jp

プログラム:

10:00〜10:50 「KOBE からはじまるプラスチックの未来「まわり続けるリサイクル」」

神戸市環境局 資源循環課 課長 井関 和人 氏

「集めたものをどうリサイクルするか」から、「何にリサイクルするためにどのようなものを集めるか」へと発想を転換し、利用目的を明確に定めたうえで、必要なプラスチックを集め、プラスチックとして使い続けることができる「まわり続けるリサイクル」の取り組みを紹介します。

10:55〜11:55 「プラスチックの資源循環、最近の動向を概観」

株式会社旭リサーチセンター 主幹研究員 石井 由紀 氏

内外の政策動向を踏まえた、企業のプラスチック資源循環への取り組みについて概観します。第90回シンポジウムでは、主に2020〜2023年のプラスチック容器包装の環境配慮設計や水平リサイクル、またバイオプラスチックについての企業の取り組み動向を概観しました。今回は、さらに広がりをみせる、その後の動向について紹介します。

13:10〜14:10 「マテリアルリサイクルPET材料を使用した食品用器具・容器包装の
安全性確認について」

地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所
衛生化学部 食品安全課 主幹研究員 尾崎 麻子 氏

限りある資源を有効に利用するためリサイクル材料の使用が急務となっています。しかし、これらを食品用器具・容器包装に使用するためには食品衛生上の安全性確保が不可欠です。そこで、 PL制度やリサイクル材指針について解説するとともに、実際にマテリアルリサイクルPET材料について実施した代理汚染試験を紹介します。

14:15〜15:15 「モノマテリアル包材」

株式会社パックエール 代表取締役 内村 元一 氏

環境問題に対する解決策の一つとして注目されているモノマテリアル包材について、EUの法制化の動きなども踏まえてご紹介します。モノマテリアル包材は、軟包装で単一素材のみを用いることでリサイクル性を高め、廃棄物処理の効率化を図るものです。その特長や課題、そしてこれからの展望についてご紹介します。

15:20〜16:20 「「紙化」への期待と課題およびサーキュラーエコノミーに適合する「紙化」関連技術」

大日本印刷株式会社 Lifeデザイン事業部 ビジネスクリエイションセンター
プロダクト開発本部 プロダクト開発第1部 第1グループ 武田 淳彦 氏

容器包装の環境対応策として紙素材を用いた包装、すなわち「紙化」が注目されております。包装業界における国内外の動向を踏まえ、「紙化」への期待とその課題ならびにサーキュラーエコノミーに適合する国内外の「紙化」関連技術をご紹介します。


◆注意・禁止事項

※その他、申込方法の詳細につきましたては、日本包装学会ホームページ(https://www.spstj.jp/)をご覧下さい。
※本シンポジウムの個人情報の取り扱いについては、日本包装学会が定める個人情報保護方針に沿って適切に管理いたします。当学会HP(https://www.spstj.jp/privacy.html)「個人情報の保護について」をご覧ください。ご登録頂いた個人情報は本イベントの運営管理、次回開催(シンポジウム、年次大会)のご案内に使用させていただきます。