包装学基礎講座
(8)食品包装での殺菌の科学(ISBN: 978-4-931287-41-9)
序論 食品包装における殺菌の重要性
- 1.食品の安全と対策
1.1 食品の安全を脅かす要因
1.2 BSE と新興感染菌ウイルス群の出身
1.3 食品の安全対策
2.食品業界における殺菌の重要性
2.1 殺菌の定義と殺菌技法
2.2 食品業界で使われている殺菌方法
2,3 調理加工と保存性向上に使われる加熱殺菌
3.食品衛生法による食品の殺菌基準
4.微生物殺菌を主体とした食品包装
4.1 包装後の加熱殺菌
4.2 レトルト殺菌包装
4.3 食品の無菌包装
参考文献
第1章 包装食品と微生物
- 1.1 包装食品と微生物
1.1.1 含気包装
1.1.2 真空包装
1.1.3 脱酸素剤封入包装
1.1.4 ガス置換包装
参考文献
1.2 包装食品における殺菌
1.2.1 加熱殺菌の原理
1.2.2 包装材料と加熱殺菌
参考文献
第2章 食品と包材の殺菌装置
- 2.1 食品の殺菌装置
2 .1 .1 レトルト殺菌装置- (1)レトルト殺菌の特徴
- (2)レトルト殺菌装置
- (3)レトルト食品の包装材料
- 参考文献
2.1,2 超高温短時間lUHT)殺菌装置- (1)UHT殺菌の特徴
- (2)UHT殺菌装置
- 参考文献
- 2.1.3 マイクロ波殺菌装置
- (1)マイクロ波殺菌の原理
- (2)マイクロ波殺菌の特徴
- (3)マイクロ波殺菌装置
- 参考文献
- 2 .1 .4 通電加熱殺菌装置
- (1)通電加熱殺菌の原理
- (2)通電加熱殺菌の特徴
- (3)通電加熱殺菌システム
- 参考文献
- 2.1,5 パルス電界殺菌
- (1)PEF酎殺菌法の原理
Q)PEF邸殺菌システム
- (1)PEF酎殺菌法の原理
- 参考文献
- 2.1.6 高圧殺菌装置
- (1)高圧殺菌の原理
- (2)高圧殺菌の特徴
- (3)高圧殺菌システムの実際
- (4)高圧殺菌の新技術
- 参考文献
- 2 .1 .7 紫外線殺菌装置
- 1)波長と殺菌効果の関係
- 2)殺菌のメカニズム
- 3)微生物の感受性
- 4)殺菌の阻害要因
- (1)隠蔽効果(shadow effect)
- (2)保護効果
- 5)他の殺菌手段との併用効果
6)応用にあたっての留意点- (1)表面殺菌
- (2)漏洩防止
- (3)初発菌数
- (4)熙射後の再汚染防止
- (5)包装材料の紫外線透過率
- 7)包装生肉用紫外線殺菌システム
- 参考文献
- 2.1.8 その他の殺菌装置
- (1)光パルス殺菌装置
- 参考文献
- (2)放射線殺菌装置
- 参考文献
- (3)膜フィルタ‐除菌装置
- 参考文献
2.2 包材の殺菌装置
2.2.1 充墳工程における包材のクリーン化
2.2.2 包材の物理的殺菌装置- 1)熱
2)紫外線
3)放射線
- 1)熱
- 2.2.3 包材の科学的殺菌装置
- 1)ガス
2)過酸化水素
3)過酢酸
4)オゾン水
5)次亜塩素酸
- 1)ガス
- 2.2.4 包材の無菌性の確認
参考文献
第3章 微生物殺菌と食品保存の関係
- 3.1 食品保存と食品包装技術
3.2 殺菌技術と包装技術による食品保存
3.3 食品の安全を重視した包装技法
第4章 レトルト殺菌食品の包装と微生物制御
- 4.1 レトルト食品の包装材料
4.1.1 レトルトパウチ
4.1,2 レトルト殺菌用容器
4.2 レトルト食品の製造システム
4,2.1 パツチによる製造プロセス
4.2.2 調理済みカレーの製造法
4.3 レトルト殺菌と微生物
4.4 レトルト殺菌された調理食品と米飯
4.5 レトルト殺菌された医療用の経腸栄養食品
参考文献
第5章 液状・流動状食品の無菌充填包装と微生物制御
- 5.1 食品の無菌充填包装とは
5,2 液状・流動食品の殺菌装置
5,2,1 液状食品のUHT殺菌装置
5.2.2 流動状食品のUHT殺菌装置
5.3 食品包発材料の微生物と殺菌方法
5.3.1 包装材料と容器に付着している微生物
5.3.2 無菌充填包装用包装材料の微生物殺菌- 1)加熱による穀菌
2)エチレンオキサイドガスによる殺菌
3)過酸化水素による殺菌
4)紫外線装置による殺菌
5)放射線による殺菌
6)過酢酸系殺菌剤による殺菌
- 1)加熱による穀菌
- 5.4 液状食品の無菌充填包装の実際
5.4,1 ロングライフミルク
5.4.2 果汁飲料
5,4.3 茶飲料
5,4.4 金属缶入リコーヒ
5.5 流動状食品の無菌充填包装の実際
5.5.1 タレ、濃縮スープ
5.5,2 濃縮果汁・ジャム類
5,5.3 プディング・ヨーグルト
5.5.4 トマトペースト
5.5.5 流動食・介護食
参考文献
第6章 固形および固液混合食品の無菌包装と微生物制
- 6.1 固形食品の無菌化包装
- 6.1.1 無菌化包装の定義
- 6.1.2 無菌化包装食品の種類
- 6.1.3 田形食品の無菌化包装システム
- 1)食肉加工品
- (1)バイオクリーンルームでの無菌化包装システム
- (2)現在使用されているオフライン無菌包築機
- (3)食品加工場に生育する微生物と無菌化包装
- 2)水産加工品
- (1)水産ねり製品と微生物
- (2)水産ねり製品の無菌化包装
- 3)乳製品
- (1)チーズと微生物
- (2)スライスチーズの無菌化包装
- 4)包装米飯
- (1)米の微生物と加工米飯の保存性
- (2)無菌化包装米飯の製造
- 6.2 固液混合食品の無菌充填包装
- 6.2.1 混合食品の無菌充填包装とは
- 6.2.2 無菌充壊包装された混合食品の種類
- 6.2.3 田液混合食品の無菌充填包装システム
- 1)肉と野菜・果実の混合食品
- 2)業務用フルーツプレパレーション
- 3) 魅区・野菜入リカレール