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【報告】 第1回 食品・日用品に関する容器包装研究会

2025年4月14日(月)15:00〜16:05
Google Meetにて開催

参加者 11名

  • 自己紹介
  • 丹生さんより理論の概略説明
  • 高山、川崎さんより、過去経験した現象の説明
  • 本日のテーマについてフリーディスカッション

お互い知っている情報を出し合い、疑問がある場合、その場で質問する形式で進める。

ESCRのメカニズムに関して議論が盛り上がる
 基本的にESCR、デラミ(ラミ強度低下)、アルミ蒸着抜、ゆず肌はすべて同じ現象同じ現象。内容物がプラスティック内に侵入し、膨潤することで起こる。
起こりやすさはHDPE>LDPE>LLDPE>PP
LLDPEの中では、C4少LL>C4多LL>C6LL>C8LL
PPの中ではゴム成分の多いものは起こりやすく、ブロック>ランダム>ホモ
最近のブロックではゴム成分を細かく均一に分散することが可能になり、
ゴム成分が膨潤するものの、見た目に目立たなくなり、機能損失を起こりにくくしている。
 型物はESCRをよく観察するものの、フィルムは起こらないのではという意見に対し、フィルムでもスタンディングパウチの底部折り返し部は、荷重をかけると応力がかかり続けるため、ストレスクラックを起こすと言う。

当日の資料と、当日の議事録へは下記のリンク先へ

注:当日議論された内容に誤りがある可能性がありますが、ご了承ください。

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