第88回シンポジウムのご案内
「食品ロス削減に向けた食品技術と容器包装の役割」
現在、国内外を問わず、食品ロスが大きな問題となっています。食品ロスは環境や社会に悪影響を及ぼすだけではなく、経済的観点から考えても大きな損失となっています。また、食品ロス削減推進法が施行されるなど、事業者には食品ロスの削減が求められています。本シンポジウムでは、食品ロス削減に向けて、長期保存技術、加工技術、環境負荷低減を含めた容器包装の役割を紹介し、今後、事業者が取り組むべき課題を考えます。
担当幹事:平野雄太(森永乳業)、小澤知之(吉野工業所)、小谷直己 (凸版印刷)、北澤裕明(日本女子大学)
主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 :(一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:2023年6月23日(金)9:45〜16:30
会場:きゅりあん 6F 大会議室
交通のごあんない :
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。
参加費:
維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。
(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は1名につき10,000円の追加で参加できます。
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。
定 員:90名
振込先:
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899
※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。
申込先:
お問合せ先
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス: office@spstj.jp
プログラム:
9:45−10:45 | 「EVOH樹脂を活用したフードロス削減技術と環境負荷低減へのアプローチ」 |
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三菱ケミカル(株) 渡部 尚也 氏
昨今の食品包装材へのニーズとして、保存機能の向上と環境負荷の低減が挙げられる。EVOH 樹脂はそれらの課題解決に大きく貢献できる材料であり、その需要は全世界で伸長を続けている。今回はEVOH樹脂を活用したフードロスの削減技術と、各国ガイドラインに適合したリサイクル可能なEVOHガスバリア包材の設計について紹介する。 |
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11:00−12:00 | 「紙製バリア素材の開発とパッケージへの活用」 |
日本製紙(株) 涌井 幸子 氏 カーボンニュートラル、リサイクル、コンポスダブル。サステナブルな紙素材で環境・社会に貢献したいと考えている。食品をはじめバリア性が必要な内容物に適する紙素材「シールドプラス」や「ラミナ」を中心に、その広がりや、開発、課題について紹介する。紙パッケージの機能性向上と環境対応の両立についても考える。 |
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13:00−14:00 | 「モノマテリアル化を踏まえたバリア包材の開発・紹介」 |
大日本印刷(株) 河野 真一朗 氏 |
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14:15−15:15 | 「AI画像検査を用いた食品ロス削減の取り組み」 |
(株)ニチレイフーズ 吾郷 友亮 氏 AI画像検査は、食品工場の自動化を進める上で、革新的な手段となっている。ニチレイフーズでは、これら検査技術を応用することで、食品ロス削減に繋げていく取組みをすすめている。今回、AI技術の開発状況、及び生産現場への導入状況を織り交ぜながら、解決を試みた事例を紹介する。 |
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15:30−16:30 | 「海外の食品ロス対策」 |
日本女子大学 小林 富雄 氏 |
※シンポジウムの詳細については、日本包装学会ホームページ(http://www.spstj.jp/event/shinpo/index.html)をご覧下さい。
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