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第75回シンポジウムのご案内

「高機能パッケージが担う社会課題の解決と利便性の向上」

少子高齢化にともなう労働人口の減少が予測される中、今後も人手不足や労務コストの上昇は避けられません。eコマースの拡大やロジスティクス高度化による小口多頻度配送の増大もあり、物流や小売りにおける現場の負担も大きくなっています。オペレーションの効率化や包装の減容化につながる高機能パッケージは、このような社会的課題の解決に向けて大きな役割を担っているといえます。今回のシンポジウムでは、ICTの活用を含む高機能パッケージの最新動向について、幅広い分野の方々からご講演いただきます。

担当幹事:本田 智彦(旭化成)、鈴木 英哉(花王)、高木 雅広(エクサーチ)
主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 (一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:平成30年2月28日(水)10:00〜16:30(予定)
会場:きゅりあん 6F 大会議室 (東京都品川区東大井5-18-1(JR大井町駅前) →地図を表示
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-11(JR大井町駅前)  電話: 03 (5479) 4100

交通のごあんない :

JR・東急・りんかい線 大井町駅下車
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。

参加費:

維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。

(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は  1名につき10,000円の追加で参加できます。
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。


定 員:100名


振込先:

銀行名=みずほ銀行兜町支店
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899

※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。

申込先:

申込締切:平成30年2月20日(火) 先着順にて締切
HP申込みの方は下ボタンをクリックして申し込みください。
お問合せ先
日本包装学会 「第75回シンポジウム」 係
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス: office@spstj.jp

プログラム:

10:00〜11:00 「機能性フィルム包装の最近の動向と今後の予想」
住本技術士事務所
所長 住本 充弘 氏
利便性向上に貢献する機能性フィルム包装は、次々と出現する必要機能に対して、先端技術などを取り組み対応している。素材面、使い勝手の面、ネットショッピングの面、物流面、生産面、保存性面について事例を取り上げ、ICTの活用や、これからのIndustry 4.0への対応にも言及し今後を予測する。
11:10〜12:10 「RFID利活用の現状および『コンビニ電子タグ1000億枚宣言』」 
株式会社みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部
紀伊 智顕 氏
近年製造・物流・小売分野で導入が進んでいるRFID利活用の現状、および2017年4月に経済産業省と大手コンビニ5社が共同で発表した、2025年までにコンビニの全ての取扱商品に電子タグを貼付する「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」の概要について紹介する。
13:10〜14:10 「未来のお買い物を変えるバーコード透かし技術への取り組み」
大日本印刷株式会社 包装事業部 ソリューションビジネス統括センター
センター長 古田 拓 氏
目に見えないバーコード透かしを商品パッケージ全体に埋め込むことで、デザインを損なうことなく、レジ精算時の読み取り時間を格段に速めます。また、生活者のスマートフォンに専用ソフトウェアを組み込むことで、これまでパッケージのスペースの制約などによって掲載できなかった各種情報も確認できるようになります。未来のお買い物が変わります。
14:20〜15:20 「定温輸送ボックスの考え方と最新技術の紹介」

ワコン株式会社
代表取締役 西田 耕平 氏

食の安全はもちろん、医薬品の品質保持のために、今まで以上に定温輸送が必要とされている。これらのニーズに保冷車両を使用する場合も多いが、保冷車両の問題も少なくなく、定温輸送ボックスの利用も増えてきている。今回の講演では、定温輸送ボックスの基本的な考え方から最新の技術までを紹介したい。
15:30〜16:30 「倉庫・物流におけるパッケージの高機能化」

安田倉庫株式会社 物流推進部 物流技術グループ
伊神 秀生 氏

包装は物流の機能の一つであり、とりわけ包装は『物流の5大機能』の一つとして知られている。本講演では、倉庫・物流における包装について、「営業倉庫」での現状と包装の機能化の現実を説明し、その中でどのように包装の機能付与を行っているか、弊社の取り組みの具体的な事例を紹介する。