第73回シンポジウムのご案内
「包装における副資材の役割と機能」
「副資材」は容器包装の補助的な役割を果たし、物品が製商品として成立するために重要な役割を担っています。しかしながら、包装の「副資材」には明確な定義が存在しないこともあり、これまであまり議論の対象とはされていませんでした。本シンポジウムでは、物品の製品化に必要不可欠であり従来から広く使用されてきた「副資材」と、これからの社会で求められる最新の機能を有する「副資材」について、各専門家から解説いただきます。
担当幹事:森 哲志(森永乳業)、北澤 裕明(農研機構食品研究部門)、茂澤 浩行(吉野工業所)
主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 :(一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:平成29年6月30日(金)10:00〜16:30
会場:きゅりあん 6F 大会議室 (東京都品川区東大井5-18-1(JR大井町駅前)
交通のごあんない :
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。
参加費:
維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。
(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は 1名につき10,000円の追加で参加できます。
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。
定 員:100名
振込先:
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899
※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。
申込先:
お問合せ先
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス:office@spstj.jp
プログラム:
10:00〜11:00 | 「帯電防止剤の作用とその影響因子」 |
花王株式会社テクノケミカル研究所第2研究室第3グループ 帯電防止剤は産業界のプラスチック成形品にはなくてはならない添加剤である。僅かな添加量で作業性及び外観を向上させることが出来るが、帯電防止剤能を発揮させるには様々な条件が必要である為、効果的に発現させるための因子について述べる。又、情報材料で有効である反応型帯電防止剤についても紹介したい。 宗和 利樹 氏 |
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11:10〜12:10 | 「包装用ホットメルト接着剤」 |
新田ゼラチン株式会社接着剤事業部生産部開発チーム
チームリーダー 山野上 豪 氏 ホットメルト接着剤(以下HMA)は、加熱して溶融させることで基材に対してぬれが発生し、冷却固化させることで短時間で接着強度が発生する。この機構を利用し、段ボールの封函やストローの貼り付けを含めた幅広い用途で使用されている。本講演では、HMAの成分や用途、性能評価方法、および今後のHMA製品開発の方向性について紹介する。 |
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13:10〜14:10 | 「製品のトレーサビリティ管理に貢献するマーキングソリューション」 |
株式会社日立産機システム事業統括本部省力システム事業部マーキングシステム設計部
主任技師 荻野 雅彦 氏 産業用インクジェットプリンタは、約70000個/秒のインク粒子を射出、偏向制御することで印字する非接触型の高速プリンタです。印字物の外面形状、素材を選ばず、表面が粗いものや凹凸のあるもの、柔らかいもの、壊れやすいものなどにも高速印字できることが特長です。そのメリットや活用事例を交えてご紹介いたします。 |
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14:20〜15:20 | 「伸縮ストローの製造工程説明、および開発製品の紹介」 |
日本ストロー株式会社開発部
部長 山田 好博 氏 本講演では、一般的な例として2段伸縮ストローの製造工程ならびに管理体制についてご説明いたします。また、近年の顧客ニーズや用途に応じた開発製品(エクストロー:容器から飲料を注ぐためのストロー、逆伸縮ストロー:固形物などを大きく吸入しやすくするためのストロー など)をご紹介いたします。 |
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15:30〜16:30 | 「模倣品対策技術のご紹介(印刷技術/ICT・RFID)」 |
凸版印刷株式会社情報コミュニケーション事業本部 |