ホーム > 催物案内 > 協賛・後援・その他イベント

協賛・後援・その他イベント

第30回構造接着シンポジウム「構造接着・精密接着に関する最前線」

モノづくりの技術の中でも、構造物や機器の組み立てに欠かせない接合の技術がますます重要になってきています。なぜなら、どんなに素晴らしい機能性を持つ材料や部材が開発されても、取り付ける際にその機能や性能を損なってしまっては台無しになってしまうからです。多くの接合方法がある中で、特に最近注目されているのが、接着による接合技術です。この理由は、非常に広範な材料が接合できることに由来しています。例えば、航空機や自動車などの車体を接合する場合には、鉄鋼材料とアルミニウム合金、プラスチック材料等の異なる材料の接合が必要になりますが、最近の接着剤はこれらの材料を接合するのに十分な強度を有しています。また、スマートフォンをはじめとするモバイル機器では、液晶や電子回路、並びにその筐体の接合がやはり接着剤によって行われています。このように航空機から電子機器まで接着の用途はますます広がりつつあります。特に、異種材料の接合や、電気絶縁性、導電性、可撓性や意匠性などの機能を付与することのできる接着は、モノづくりに欠かせない接合手段となっています。

今後は、構造のマルチマテリアル化が軽量化の観点で非常に重要になり、接着に対する需要が飛躍的に増えていくことが予想されます。本シンポジウムにおいて、最先端の接着技術を紹介していただき、その一助になることを期待しております。

日時: 2021年11月30日(火)9:30〜17:30
会場: オンライン開催
主催: (一社)日本接着学会 構造接着・精密接着研究会
協賛: (公社)自動車技術会、(一社)色材協会、日本接着剤工業会、エポキシ樹脂技術協会、(公社 高分子学会、(公社)精密工学会、(一社)日本航空宇宙学会、日本電子材料技術協会、(一社) 日本レオロジー学会、(公社)日本材料学会、日本信頼性学会、(一社)日本複合材料学会、(一社)溶接学会、(一社)強化プラスチック協会、(一社)日本機械学会、(一財)舟艇協会、(公 社)日本包装技術協会、(一社)プラスチック成形加工学会、(一社)日本塑性加工学会
後援: 日本包装学会
講演:
  1. 「自動車における接合技術の現状と課題」
    日産自動車株式会社 生産技術研究開発センター エキスパートリーダー 樽井 大志 氏
  2. 「金属素材の接着接合と表面状態の関係 」
    株式会社神戸製鋼所 技術開発本部 材料研究所 表面制御研究室 高橋 佑輔 氏
  3. 「高分子界面の構造・物性の理解と接着現象への展開」
    九州大学大学院 工学研究院応用化学部門 教授 田中 敬二 氏
  4. 「(検討中)」
    大分大学理工学部創成工学科建築学コース 木質構造研究室 准教授 田中 圭 氏 (予定)
※順不同。上記他、講師数名検討中。
※プログラム、講師等、講師等はは決まり次第、決まり次第、告知サイト告知サイト(https://www.struct-adhesion.org/symposium/ )でお知らせします。
申込締切日: 2021年11月23日(火)
参加費:
  • 構造接着・精密接着研究会 企業会員:1名無料、2人目から10,000円/人
  • 構造接着・精密接着研究会 団体会員:1名無料、2人目から10,000円/人
  • 構造接着・精密接着研究会 個人会員:無料
  • 日本接着学会会員(構造接着・精密接着研究会非会員):20,000円
  • 構造接着・精密接着研究会、日本接着学会、共に非会員:25,000円
※日本接着学会の優待券は使用できません。
※非会員の方もご参加いただけます。
参加申込方法: 構造接着・精密接着研究会HP(https://www.struct-adhesion.org/symposium/)からお申し込みください。
※協賛団体に所属されている方は「会員種別」で「協賛団体所属」を選択してください。
問い合わせ先:

一般社団法人日本接着学会構造接着・精密接着研究会事務局
〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-28-22-201
TEL : 045-479-8855 FAX : 045-910-1831 E-mail :jimu@struct-adhesion.sakura.ne.jp