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第20回 年次大会

会場

京都大学 百周年時計台記念館

開催日

2011年7月7日(木)、8日(金)

第20回 年次大会開催にあたって

年次大会運営委員長 寺内 裕介

 日本包装学会は、第20回年次大会(京都大会)を平成23年7月7日(木)、8日(金)の2日間、京都大学 百周年時計台記念館にて開催いたします。

 包装は、食品をはじめ様々な物品を、消費者のもとへ最良の状態で届けるという必要不可欠な役割を担っています。また昨今では、消費者の価値観やライフスタイルに合わせて、包装の多様化、高機能化、合理化の傾向がますます加速しているのに加え、地球温暖化に代表される環境問題への対応や、安全・衛生問題への対応などには、社会と消費者の関心が一段と高まっています。

 このような包装に対する様々な要求に対応するために、当学会としても更に活動を活性化する必要があると考え、第20回年次大会は第17回大会の神戸大学開催に引き続き関東を離れ、京都大学での開催といたしました。歴史と文化はもちろん学術面でも中心的な役割を果たし、国際都市京都の会場で、包装分野で活躍されている研究開発者が研究発表や活発な議論を通じて互いに切磋琢磨することで、参加される皆様にとって非常に有意義な大会になるものと確信しております。

 第20回年次大会では、「材料」、「装置」、「加工」、「包装」、「環境・安全」等のセッションでの口頭発表やポスター発表に加え、包装に関わる最新の話題をお伝えするための招待講演も計画しております。また、従来の国際包装セミナー(IPS)に代わり、東アジアの包装分野の研究者をお招きし、日本の研究者とのパネルディスカッションの開催も検討しております。

 高機能化、多様化する包装への要求に応え、包装産業をさらに発展させるためには、包装材料の設計、各種加工、物性評価、輸送、リサイクル等々、多岐分野に渡る学問と技術を結集して対処する必要があり、その為には、幅広い分野からの研究開発者及び技術者の参画が望まれます。 

 第20回年次大会運営委員会及び第9回国際包装セミナー実行委員会は、参加される皆様方の今後の研究開発と世界に誇る日本の包装学・包装産業の発展に対して貢献できる大会とすべく、万全の準備を整えて参る所存です。より多くの方々のご参加をよろしくお願い申し上げます。



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