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第79回シンポジウムのご案内

「食品包装における最新特許情報(動向)」

食品包装またはその包装に関わる技術を支えている『特許』について、各方面の専門家の方々に最新の情報(動向)について講演していただきます。本シンポジウムが出席者の皆様方の業務や新製品開発のヒントとしてお役立ていただけることを期待しております。

担当幹事:茂澤 浩行(吉野工業所)、森 哲志(森永乳業)、小谷 直己(凸版印刷)、下村 充(王子コンテナー)
主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 (一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:2019年6月20日(木)10:00〜16:30
会場:きゅりあん 6F 大会議室
東京都品川区東大井5-18-1(JR大井町駅前) TEL:03-5479-4100

交通のごあんない :

JR・東急・りんかい線 大井町駅下車
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。

参加費:

維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。

(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は  1名につき10,000円の追加で参加できます。
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。


定 員:90名


振込先:

銀行名=みずほ銀行兜町支店
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899

※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。

申込先:

開催終了しました。
お問合せ先
日本包装学会 「第79回シンポジウム」 係
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス: office@spstj.jp

プログラム:

10:00〜11:00 「平成29年度特許出願技術動向調査 -食品用紙器-」 
特許庁 審査第二部繊維包装機械
審査官 田中 佑果 氏
容器の中でも出荷額が一番大きいとされる紙製の容器について、また、紙製の容器の中でも一番需要が高い食品用の紙器について、国内外の市場動向及び政策動向、世界各国の特許出願動向及び論文発表動向等を調査し、それらの動向を踏まえた食品用紙器の今後進むべき研究開発の方向性等について提言を行います。
11:10〜12:10 「グローバル企業における知財活動のご紹介」
日本テトラパック株式会社 知的財産権部
部長/弁理士 井戸川 義信 氏
日本、スウェーデン、イタリアの研究開発拠点から生まれた特許、意匠等の知的財産について、スウェーデン本社の知的財産権部で一元管理を行い、戦略的に各国へ出願しています。その概要を簡単にご紹介するとともに、日本で販売されている食品用の紙製の包装容器に関する特許権、意匠権による保護の事例をご紹介いたします。また、最近公開された包装容器・開封装置等の特許出願の内容についてご紹介いたします。
13:10〜14:10 「宇宙日本食及びその容器包装の開発経緯と将来展望」
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
広報部 特任担当役 中沢 孝 氏
世界の宇宙食の歴史を振りかえるとともに、我が国独自の宇宙食であり、日本人宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在する際に提供される「宇宙日本食」の開発経緯や、認証基準などについて説明をします。宇宙日本食の開発に際して重要課題の一つであった容器包装についても、基本的な考え方や仕様、将来に向けて実現が期待される点などを紹介します。
14:20〜15:20 「知的財産からみた食品包装(近年の動向)」

アイワークス国際特許事務所
弁理士(特定侵害訴訟代理)管理栄養士 尾関 眞里子 氏

めまぐるしく変化する近年の社会において、食物から栄養を摂取し生活する消費者が、日々心身の活力を維持し、多様な健康観・満足感を充足させる「食品包装」に関する近年の動向を、知的財産の面からご紹介いたします。合わせて役に立つ知的財産取得の秘訣をお伝えします。
15:30〜16:30 「外装パッケージにおけるパテントの考え方」

レンゴー株式会社 開発本部 包装技術部長 石川 淳生 氏

人手不足や配送問題などの社会的課題を解決するパッケージング・ソリューションとして、小売店での開梱・陳列の作業性を飛躍的に改善するリテールメイトシリーズや、物流センターでの包装工程を自動化するシステムの開発に取り組んでいます。その過程におけるパテントの考え方について紹介させていただきます。